滋賀県大津市の比叡山とその周辺に今も残る様々な伝説や逸話をモチーフにした「比叡山摩訶不思議伝説ウォークスタンプラリー 2024」が現在開催中です。
このイベントは前期と後期に分かれており、前期は2024年7月31日（水）まで続き、後期は8月1日（木）～12月1日（日）まで行われます。
比叡山は伝教大師最澄が開山して1200年以上経ちますが、その長い歴史の中には数多くの摩訶不思議な伝説が残されており、それらは様々な人から人へと口伝えで今日まで語り継がれてきました。
今回のイベントでは、そのような伝説の数々を京都の絵師 諌山宝樹画伯の手によって描き起こされたイラストが描かれた看板が比叡山とその周辺の各所に設置され、その看板にスタンプがある場所が記されています。
比叡山の内部にあるのは、大講堂 鐘楼のなすび婆、西塔巡拝所の椿堂、根本中堂の経読む髑髏、元三大師堂の角大師、延暦寺会館の船坂の靄船、にない堂の弁慶のにない堂、阿弥陀堂の一つ目小僧、横川 龍ケ池の蛇が池、峰道レストランの魑魅魍魎狩籠の丘で、周辺にあるのは、西教寺の上人の手白の猿、三井寺の鉄鼠、日吉大社の神猿です。
このスタンプラリーでは、集めたスタンプの数によって景品がもらえ、大人も子供も楽しめるものとなっています。比叡山に古くから伝わる様々な伝説を楽しみながら知ってみてはいかがでしょうか。
比叡山へのアクセスは、電車を利用する場合はJR湖西線比叡山坂本駅から徒歩で20分、または京阪坂本駅から徒歩で10分歩いた後、坂本ケーブルに乗り換え終点まで行けば到着します。
自動車を利用する場合は名神高速道路京都東I.Cから西大津バイパスに入り、さらに近江神宮ランプから下鴨大津線に入って田の谷峠ゲートで降りてすぐです。
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