滋賀県大津市にある真野川の河口付近はかつては深い入江が存在していて、そこはとても美しい景色だっとそうです。江戸時代にその入江は干拓のために埋め立てられてしまい、現在は跡碑が建っているのみですが、その美しさは平安時代の歌人源俊頼が「うずら鳴く真野の入江の浜風に尾花波よる秋の夕暮れ」と歌に詠むほどでした。

「真野の入江」のことは「新修大津市史」にも記載があり、「竹生島」という室町時代の謡曲の中において、醍醐天皇の廷臣が逢坂越えで大津にやってきて、「真野の入江」で釣り船に便乗して、竹生島参詣をするという内容になっているとされていることから、「真野の入江」は舟着き場としても知られていたようです。

「真野の入江」が存在したとされる所に建っている跡碑のある場所は、国道477号を北西に進み「新宿橋」交差点を北東に進み約1kmのところです。
また、「真野の入江」があったとされる真野川の河口付近には、現在では「日本の水泳場88選」に選ばれるほどの見事な砂浜があり、夏には水遊びをする人達で賑わうそうです。

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