4世紀頃は大津市の史跡公園「皇子山古墳」や「和邇大塚山古墳」に代表される古墳が盛んに建造されていました。
また、びわ湖西岸地域ではたくさんの群集墳が発見されており、これは7世紀頃につくられた地元の豪族の家族の墓とされています。
これらの群集墳には独特の風習がみられることから朝鮮半島に起源をもつ渡来人のものと考えられています。

663年には中大兄皇子が朝鮮半島で起きた白村江の戦いで唐と新羅の連合軍に敗れ、その後667年に都が奈良から近江に移され大津京が誕生しました。
中大兄皇子は天智天皇として即位し、律令制を基礎とした天皇を中心とする国家をつくろうとしますが遷都から5年後に亡くなってしまいます。
その後672年に起きた壬申の乱により都は再び奈良の飛鳥に移されます。
大津に都があったのはわずか5年5ヶ月のことでした。

そしてこの時代、平城京や東大寺建立のために大量の木材が必要になったのですが、その木材の入手先は実は大津市の田上や大石の山でした。その際木材は瀬田川を下って運搬されたのですが、その道はその後、都から最新の仏教が伝わってきた道にもなりました。

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