滋賀県大津市の歴史は古く、京都や奈良などと同じく古都指定を受けているほどです。
始まりは1万年前にまでさかのぼります。
この時代は石器時代で、現在の南滋賀・真野・瀬田三大寺などや瀬田川の川底からは石槍が出土していることからこの時代のこのあたりには狩猟をして暮らしていた人々がいたと考えられています。

また、石山寺の東大門から南に50mほどのところで国内最大クラスの淡水産貝塚が発見されたことから、時代が進み、縄文時代になってからは瀬田川河口のこのあたりに人が住んでいたことが分かります。
ちなみに石山寺の石山観光会館にはこの貝塚の出土品の写真などが展示されています。

さらに、このあたりからは貝のみならず、シカやイノシシ、コイ、フナなどの骨も多数出土していることから、当時の人々が居住するのに快適な環境だったのだと考えられます。

その後弥生時代になると、人々の居住地域がびわ湖の西岸のあたりまで広がり、滋賀里や錦織のあたりに稲作が定着していきました。

これらのことからびわ湖の豊かな水の恵みは太古の昔から人々の暮らしを支えてきたのだということが分かりますね。

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