滋賀県大津市今堅田にびわ湖で唯一の灯台「出島の灯台」があります。
この付近は南北に細く伸びていて、びわ湖で最も東西の幅が狭まっている場所でさらに岩礁も多く、明治8年に客船「満芽丸」が転覆して47名の犠牲者を出した水難事故が発生したことから、この年に民間の船会社でよって灯台が建てられました。

灯台が建てられた当初は灯油を光源としていて、付近の住人が当番制で灯をともし続けていましたが、大正7年に光源が白熱灯に変わって自動で点灯するようになりました。
その後昭和26年に利用は終了し、現在は修復されてモニュメントとして保存されていて、平成3年には大津市有形民俗文化財に指定されました。

灯台が置かれている場所からは、びわ湖大橋や対岸の守山市、「近江富士」と呼ばれる三上山などの雄大な風景を眺めることができ、全国的にも珍しい黒塗り木造の灯台とあいまって、おすすめの観光スポットです。

「出島の灯台」へのアクセスは、電車を利用する場合はJR堅田駅から徒歩で約25分、自動車を利用する場合は湖西道路真野ICから約10分、名神高速道路栗東ICから約40分です。

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