蜃気楼とは光が異なった密度の大気の中を進む際に屈折することによって、水上や地上の様々なものが逆さまに見えたり浮き上がって見えたりする現象のことをいいます。蜃気楼といわれたら、砂漠でオアシスの幻影が見えるといったような現象を思い浮かべるかもしれませんが、実はこの蜃気楼、びわ湖でも観ることができます。

様々な場所から観ることはできますが、中でも特に有名な蜃気楼の観察スポットが大津市の「なぎさ公園おまつり広場」です。「なぎさ公園おまつり広場」はびわ湖を臨む前方に何ら遮るものがなく、湖岸や湖面を広く見渡すことができるので蜃気楼の観測に適した場所といわれています。

正面にある琵琶湖大橋が折れ曲がって見えたり、水平線に隠れて見えないはずの湖岸などが反転して見えたり、坂本のあたりの建物が横に伸びて見えたりすることが確認されています。特に4月から6月ぐらいまでは元の物体の上方に蜃気楼が出現する上位蜃気楼という珍しい現象が発生しやすくなります。

なぎさ公園おまつり広場へのアクセスは、電車を利用する場合はJR琵琶湖線大津駅を下りて徒歩で約10分、京阪石山坂本線島ノ関駅を下りて徒歩で約3分です。自動車を利用する場合は名神高速道路大津I.Cから約5分です。
園内では豊かな自然とびわ湖の素晴らしい眺望が楽しめるのでたとえ蜃気楼が現れなくても十分有意義な時間を過ごせると思います。

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