滋賀県大津市で写真店を経営する谷本勇さんがこのたび琵琶湖と三日月がテーマの写真集を自費出版されました。写真集のタイトルは「弦月の琵琶湖を楽しむ」で92歳になる谷本さんが約20年間撮り続けた琵琶湖の上に浮かぶ月の写真が掲載されています。

琵琶湖の魅力を多くの人に伝えたいという谷本さんの思いがいっぱい詰まった写真集になっています。この写真集には他にも彦根城や白鬚神社などの滋賀県大津市等の名所や、琵琶湖の周りに立つビルや水田、民家などの日常風景などの写真も掲載されています。

谷本さんの写真への情熱は強く、今回の写真集に使われている月の写真は月齢や天候など様々な条件がしっかりと整わなければ撮影できないようなものばかりで、時には1枚撮影するために数十回同じスポットを訪れることもあったようです。

この写真集「弦月の琵琶湖を楽しむ」は500冊出版されましたが販売は行わず、全て大津市等滋賀県内の図書館に寄贈されるようです。