4月29日から5月1日まで滋賀県大津市内において、レンタサイクルの社会実験が行われました。観光客に大津市の町を気軽に散策して楽しんでもらうこを目的として行われたもので、GPSを搭載した自転車が20台準備され多くの人が利用したようです。
自転車はレンタサイクル事業を行っている「ドコモ・バイクシェア」が電動アシスト機能付きのものを提供し、それら自転車が大津市のびわ湖ホールやJR大津駅前などに置かれ、貸し出されました。料金は1時間100円で、返却する際は配置場所のどこにでも返却することができました。
このレンタサイクルの取り組みは大津市の町の散策を行いやすくして多くの観光客を取り込もうという意図とともに、GPSを利用してレンタサイクルの利用者がどのような移動をしてどのような場所を訪れたかを分析してそのデータを今後のまちづくりに活かそうという意図もあります。
実験はおおむね好調に終わったようで、大津市の今後の観光事業にどのように生かすかが注目されています。