4 月 23 日(土)から5 月 13 日(金)までの間、真野川の堤防において「ふれあい鯉のぼり祭「真野」」が開催されます。このイベントは1998年に市政100周年事業の一環として開催されたのが始まりです。
「ふれあい鯉のぼり祭「真野」」は、大津市の地域の絆と様々な世代の交流に重点を置いて真野の街づくりを行うことを目的として毎年4月中旬から5月中旬までの期間、 真野川の豊かな自然景観を生かして、真野川堤防に100 匹の手作りによる鯉のぼりを掲げます。このイベントは地域ぐるみで行われており、その中心となって活動しているのが真野学区自治連合会「こいこいクラブ」です。彼らがイベントを企画し実行することでイベントを大いに盛り上げています。

イベントで掲げられる鯉のぼりは全て手作りによるもので、それらは老人ホームや老人クラブ、小学校、中学校、自治会、その他地域関係団体等の地域住民が製作しており、その数は1,000 人以上にも及びます。ちなみに鯉のぼりは毎年新しいものが使用されます。
鯉のぼり1匹の長さは約4メートルほどで、素材となる不織布にアクリル絵具を用いて図柄が描かれます。

この、手作りの100 匹の鯉のぼりが真野川沿いに掲げられた姿はとても素晴らしく、中には市外からの見物客もいて、真野の名物イベントとしてすっかり有名になりました。今年は初日に真野中学校吹奏楽部やレークアンサンブル、大津市消防局音楽隊などによる演奏が行われたり、特産品などが販売されたりと大いににぎわいました。