滋賀県大津市小関町にある三橋節子美術館は、滋賀県の様々な民話をテーマにした作品で有名な日本画家三橋節子の様々な作品が展示されている美術館です。

三橋節子は京都出身の画家で、結婚を機に滋賀県大津市に移住しました。
野草を描いた作品や、東南アジアの子供を描いた作品など、創作活動を続けていましたが、33歳の時に右肩にがんが見つかり、利き腕である右腕を切断しました。
右腕を失っても創作活動を行い、それは35歳で亡くなるまで続きました。

三橋節子美術館では、代表作とされる「花折峠」の他、ワレモコウやヤマアジサイなどの三橋節子が特に好きだった野草を描いた作品や、インドの印象を描いた作品、右腕を切断後に完成させた大作「三井の晩鐘」など様々な作品が展示されています。

三橋節子美術館へのアクセスは、電車を利用する場合は京阪京津線上栄町から徒歩で約10分、JR琵琶湖線大津駅から徒歩で約20分、自動車を利用する場合は名神高速道路大津ICから約5分です。
開館時間は9:00~17:00、入館料は大人320円、大学生・高校生は240円、小中学生は160円です。

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