滋賀県大津市の坂本は、昔から比叡山延暦寺に物資を運ぶための門前町として栄えてきました。江戸時代には、比叡山で修行を行った僧侶が、天台座主の許可を得て住んでいた住居である里坊が建てられるようになり、それに伴って様々な職人や商人が生活するようになりました。

そんな比叡山の僧侶の中には、本来許されない妻帯と名字帯刀が許された者がいました。彼らは「公人」と呼ばれ、延暦寺の僧坊に属して年貢や諸役の収納や治安維持といった職務についていました。
そして彼ら「公人」が住んでいた住居の一つが公人屋敷(旧岡本邸)です。
公人屋敷の多くは内部がリフォームされていて当時のものとは大分変ってしまっているのですが、岡本家の公人屋敷はそれほど変わっておらず、当時の様子がよくわかるようになっています。

この岡本家の公人屋敷は平成13年に坂本地域の歴史的遺産を保存するために大津市に寄贈され、平成17年には主屋と、坂本を訪れた上級武士の馬を預かる施設である馬屋、当時の公人が徴収した年貢米などを納めておくための米蔵などが大津市指定文化財に指定されました。

公人屋敷(旧岡本邸)へのアクセスは、電車を利用する場合はJR湖西線比叡山坂本駅から徒歩で約15分、京阪石山坂本線坂本比叡山口から徒歩で約5分です。自動車を利用する場合は名神高速道路京都東ICから西大津バイパスを経由して下阪本ICで下りて約10分です。

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