2022年6月25日(土)から9月19日(月)までの間、滋賀県大津市坂本の西教寺において、1500個もの風鈴が奉納された風鈴参道が実施され、そこを通り抜けることができます。

昔から、風は疫病をもたらすと考えられており、音を用いて邪気を祓い、その場を災いとは無縁の聖域にするために、寺院では「風鐸」を吊るすことがありました。その後江戸時代にこの「風鐸」が暑気払いや魔除けとして社会に定着し、その過程で名前が「風鈴」に変わったとされています。

期間中は僧侶が一つずつ手塗りしたガラス風鈴1500個が参道に設置された風鈴棚に奉納されます。
西教寺の食堂においては1日30食限定で「納涼 夏野菜そうめん」が提供され、また、ペンやシールなどでオリジナルの風鈴が作れ、さらに作った風鈴を家に持ち帰れる「ガラス風鈴絵付け体験」も実施されます。
さらに、期間限定で風鈴参道の特別なご朱印も販売されます。

通り抜けの実施時間は9:00~16:30までですが、8月1日~8月31日は拝観時間が延長され、9:00~22:00までとなり、19:00~22:00は「夕涼み 夏のライトアップ ~光りが織りなす極楽の世界~」が実施されることになっています。

西教寺へのアクセスは、電車を利用する場合は京阪坂本比叡山口駅から徒歩で約20分、JR比叡山坂本駅からバスで約10分です。自動車を利用する場合は名神高速道路京都東インターから約15分、湖西バイパス滋賀里ランプから約5分です。

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