現在大津市をはじめとする滋賀県内の10市町で、早春の近江路を彩る「滋賀びわ湖のひな人形めぐり」が行われており、近江の長い歴史とそこで培われた文化、子供の健やかな成長を願う思いが伝わる、その地域ならではの雛人形を見ることができます。
大津市ではまず、南部の里山にある「叶 匠壽庵 寿長生の郷」では、創業者が収集した雛人形を、小物や道具類を含めて120点ほど展示しています。この季節には1000本もの梅の花が苑内に咲き誇り、そちらも見どころです。展示期間は2月中旬から3月下旬までです。
また、坂本では日本天台三総本山の一つに数えられ、日本遺産にも選ばれている西教寺と、かつては延暦寺の高僧の隠居所であった元里坊の旧竹林院、大津市指定文化財指定の公人屋敷の３つの会場で「ひな人形展」が同時開催されます。普段は見ることのできない歴史あるひな人形も多数展示され、期間中西教寺においては期間限定の「ひな御膳」も提供されます。開催期間は2月15日（月）から3月3日（水）までです。
それ以外にも滋賀県の各地で魅力的なひな人形の展示が行われる他、期間限定のイベントや体験プランなども行われます。
http://www.higashiomi.net/watch/9505.html
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