滋賀県大津市園城寺町にある三井寺では僧侶の指導の下、山伏体験をすることができます。
山伏とは修験道の修行者のことで、深山幽谷に分け入り山中に伏して修行することからそう呼ばれるようになりました。

修験道は日本古来の山岳信仰が仏教に取り入れられることによって発達した日本独自の宗教で、その本質は自然とともに生きるということにあります。自然そのものが経典であり説法でもあるためその目的は自然と一体となることです。

修験道の修行場となる霊山は日本中に数多く存在しますが三井寺が建つ長等山は平安時代の高僧である行尊大僧正が晩年三井寺の北院に常在寺を創建し、長等山を熊野三山に見立てて三井修験の修行道場と定めて以来、三井修験の霊場とされ多くの修験者が修行を行ってきました。

山伏体験ではまず最初に僧侶によって山伏の心得や装束の着用法などの修験道に関することについてわかりやすい指導がなされ、それから座学を受け、着替えた後、入山し途中で昼食や休憩をとりつつ約4.9㎞を移動します。
その後長等山修験参加の証として山伏体験参加者に贈呈される入峰証の授与式が行われたのち解散となります。
http://www.shiga-miidera.or.jp/taiken/yamabushi/index.html 三井寺山伏体験

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