6103-fig001新築一戸建てを建てたい、あるいは建売の新築一戸建てを購入したいと思ったとしても、一体何から手を付けてどのように進めていけばよいのかが分からずお困りの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

自分の新築一戸建てを持つには住宅の設計や構造、性能などの他にも、法律的な事柄やお金の問題など知っておかなければならない知識が多くあります。ここでは新築一戸建てを手に入れるまでの過程で必要となる基礎知識をおおまかにご紹介してまいります。

 

6103-fig002まず最初にすべきことは新築一戸建てづくりを任せる不動産業者を選ぶことです。

ここで悪質な業者を選んでしまうと後々大変な苦労をすることになるので慎重に優良な業者を見つけて選ぶようにしましょう。

不動産業者を選んだら、担当者との打ち合わせに入ります。ここでしっかりと自らの要望や予算などを伝えると、それらに応じたプランや見積もりを提案してくれます。その内容をじっくりと吟味して注文するかどうかを慎重に決定しましょう。

その後新築一戸建てを建てるための資金計画を立てます。住宅ローンを利用する場合は完成後に安定した暮らしができるよう無理のない返済計画を建てましょう。住宅ローンには民間のものと公的なものがあり、それぞれ特徴がありますので担当者とよく相談し、自分のライフスタイルにマッチしたものを選ぶようにしましょう。

6103-fig003どのような新築一戸建てが欲しいのか、その具体的なイメージをもつためには実物を見て確認することが有効です。

 

選んだ不動産会社が住宅展示場をもっているのなら見学してみて、設備や仕様などがイメージ通りかを隅々までよく見て確認するようにしましょう。

 

また、住宅展示場などでは確認できないような基礎の部分については施工中の建物を見学するなどして確認するのがよいでしょう。

新築一戸建てを購入する場合に欠かせないのが土地探しです。自分の望む家やライフスタイルを実現するためにはそれにふさわしい土地がございます。

地盤が弱ければ改良が必要ですし、土地が変形していれば間取りの設計にも影響が出てきます。また周辺環境も重要な要素です。

 

近くに人通りの多い場所や幹線道路、線路などがあれば当然騒音が問題となってきます。お子様がいらっしゃるご家族ですと学校までの距離や通学路の安全、近くに治安の悪い場所がないかなどが気になるところでしょう。

6103-fig004そのようなことを確認するためには、様々な曜日や時間などに実際に歩いてみて確認するのが有効な手段です。さらに、注意しなければならないのは法的規制の問題です。

住宅を建築する場合、用途地域ごとの都市計画や土地の広さに応じて、高さ制限があったり、建ぺい率、容積率に関する規制、斜線規制などの法的規制がある場合があります。

希望する住宅が法的規制のせいで実現不可能になったなどと後から悔やまないように事前にしっかりと確認しておきましょう。

必要な知識を得るのは意外と大変ですので、専門家である不動産会社の担当者にしっかりと尋ねて確認するようにしましょう。後で悔やまないように分からないところがあれば遠慮せずに質問して説明を受け、納得した上で契約するようにしてください。