6101-fig001新築一戸建てを購入する場合、通常は建売住宅か注文住宅のどちらかです。建売住宅は原則的に既に完成している建物を土地付きで購入する場合で、注文住宅は一から建物を設計し、不動産会社と契約して建物を建築してもらう場合です。

注文住宅の特徴は自由度の高さにあります。予算や法律の範囲内であれば広さや仕様、間取りなどを自由に決めて設計し建築することができます。

 

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自分のライフスタイルに合った住宅にとことんこだわりたい方に適しているといえるでしょう。

しかし注文住宅には建売住宅と比べてコストが高くなる点や設計の手間がかかったり建物とは別に土地も確保しなければならないという短所もあります。

一方建売住宅は既に完成している建物を購入するため仕様や間取りは決まっています。

そのため実物を見ることによって購入する住宅をイメージしやすく、間取りはもちろん、日当たりや廊下の幅、ガレージ、庭、家の周囲の状況などを自分の目で確認できるという長所があります。

また、住宅自体は出来上がっているため購入後すぐに入居することができ、仮住まいの心配をする必要はありません。さらに価格は注文住宅に比べれば安くあらかじめ定まっているので予想外に予算オーバーする危険は少ないのもポイントです。

6101-fig003家具や自動車などと同様に実際に現物を見て購入するかどうかを決められるので安心できる物件ではあります。

建売住宅は建築途中の状況を確認することは困難で目に見えない部分に手抜きがあるかどうかなどを見極めることは、一般の人には難しくまた使い勝手より見た目を重視した住宅もあり入居してはじめて不便さに気付いたということもります。

 

こうしてみてみると建売住宅にも注文住宅にもそれぞれ一長一短あり、どちらが優れているというものではありません。

新築一戸建てを購入する際はそれらの長所・短所を考慮しつつ自分の予算や新居に求める希望などにマッチする最適な方を選びましょう。