滋賀県大津市坂本地区は比叡山の麓にある地域で、この場所は大昔の弥生時代のころから多くの集落が存在し、人々が生活してきました。

比叡山延暦寺が創建されてからは、比叡山の山頂に僧侶の修行場である山坊ができ、麓の坂本地区には隠居した僧侶が生活するための、また山坊を支援するための拠点としての里坊が作られました。
比叡山延暦寺の本坊である滋賀院の周囲には江戸時代には90ほどの里坊があり、延暦寺の門前町として大いに発展していきました。

里坊群、門前町のような大津市坂本地区の特色ある町並みは、重要伝統的建造物群保存地区として選定されていて、また歴史的風土保存区域にも指定されています。
そのため、坂本地区では里坊はもちろんのこと、滋賀院門跡や農家風の町屋などの他、安土桃山時代に城郭や寺院の石垣の施工で活躍した石工の技術者集団穴太衆が作り上げた石垣などが、観光しやすいように保存されています。

里坊や門前町が独特の景観を形成している大津市坂本地区へは、電車を利用する場合はJR湖西線比叡山坂本駅で降りて徒歩で約10分、または坂本比叡山口駅で下りて徒歩で約3分です。

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