毎年冬になるとびわ湖の空には夏場よりもはるかに多くの鳥を見ることができます。
実はびわ湖は西日本有数の水鳥の越冬地で、毎年シベリアやカムチャッカ半島から数多くの冬鳥が越冬のために数千キロの距離を飛んでびわ湖にやってきます。

それほど多くの冬鳥が長く厳しい旅をしてはるばるやってくるのは、びわ湖が彼らが冬を越すのに最適な場所だからです。びわ湖には千を超える種類の水生生物が棲息していて食糧が豊富なため越冬や繁殖に最適なのです。

びわ湖にやってくる冬鳥の種類は様々ですが、特に有名なのはコハクチョウです。コハクチョウは約4000km離れたシベリアから2週間ほどかけてやってきます。家族単位で行動する習性があり、びわ湖に飛んでくるのは約300羽ほどです。翼の幅が2メートルほどあり、遠くから見ても特徴ある優雅な姿ですぐに分かると思います。

また、大津市の湖岸や都市部の河川などでもよく見られるのがコガモです。コガモはカモの仲間の中では最も小さい種類で、尻の横にある黄色の三角模様や緑の帯が入った茶色の頭が特徴です。

冬には他にもたくさんの種類の冬鳥が見れますのでびわ湖を訪れた際には少し足を止め、はるばるやってきた冬鳥たちを観察してみてはいかがでしょうか。

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