滋賀県大津市と京都市とは隣り合わせておりそれぞれの県庁所在地間の距離は日本で最も短いとされています。
その大津市とその隣の京都市山科区の間には逢坂山と東山が横たわっていて昔はお互いの街を行き来するのに山越えをしなければならずとても不便でした。しかしやがて山にトンネルが掘られ、行き来は格段に便利になりました。

大津市と京都市の間に掘られたトンネルは複数ありますが中でも最も古いのが逢坂山トンネルです。現在では逢坂山トンネルはJR東海道線と京阪京津線が通っていますがJR東海道線が通っている方は当初は現在の場所には存在せず、後に線路が付け替えられたものです。

以前の逢坂山トンネルは名神高速道路が建設された際に埋められましたが逢坂山一丁目の国道沿いに今もその跡が残っています。
ちなみに1880年に開通した逢坂山トンネルは外国人の技師の力を借りず日本人のみで完成させたことでも有名です。

大津市と京都市を結ぶトンネルは他にも西大津バイパスが通る長等トンネルや東海道新幹線が通る音羽山トンネル、名神高速道路が通る蝉丸トンネルと大津トンネルがあり、さらにびわ湖の水を京都市に運ぶための水路である琵琶湖疏水もあります。

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