滋賀県大津市堅田に琵琶湖の上に突き出た形で建っている仏堂があります。近江八景の「堅田の落雁」でよく知られている満月寺浮御堂です。この満月寺浮御堂、通称堅田の浮御堂は平安時代に、天台宗の僧であった恵心僧都が琵琶湖の安全と衆生済度を祈願して建立したのが始まりとされており、現在の建物は昭和初期に再建されたものです。

琵琶湖に浮かぶ浮御堂は登録有形文化財に指定されており、その美しい景観はどこか幻想的で古くから多くの人に愛されてきました。
また、満月寺の境内にある観音堂には、聖観音座像がおさめられており、これは重要文化財に指定されている木彫りの仏像で、こちらも見どころです。

満月寺浮御堂までのアクセスは、電車を利用する場合はJR堅田駅からバスに乗り、堅田出町で降りてそこから徒歩で約7分、自動車を利用する場合は湖西道路真野ICを降りて約10分、名神高速道路栗東ICを降りて約40分です。付近では琵琶湖の特産品などを販売しているお店もあるのでゆっくりと散策してみるのもよいでしょう。

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