近江神宮は滋賀県大津市の、かつて天智天皇の都であった近江大津宮跡にある神社で、天智天皇が祀られています。創祀されたのは1940年で神社としての歴史はまだ浅いのですが、大津宮に都をおき滋賀県を発展させた天智天皇への滋賀県民の崇敬により創建された神社なので滋賀県の長い歴史に基づく神社といえるでしょう。
近江神宮は比叡山系宇佐山の麓にあり、境内は周囲が森に囲まれていてとても静かな環境です。社殿は山の斜面に内拝殿、外拝殿があり、本殿が回廊で囲むように建っているのですが、このような棟続きの建築のことを「近江造」といい独特の神社建築で、国の登録有形文化財に登録されています。
近江神宮に祀られている天智天皇は小倉百人一首の第一首目の歌の詠み手であることから毎年1月には競技かるたのチャンピオンが決まる名人位・クイーン位決定戦が行われ、それ以外にも様々なかるた大会が開催されています。そのため近江神宮はかるたの聖地と呼ばれ、最近では漫画やアニメの舞台にもなったことから注目を集めています。
近江神宮へのアクセスは電車を利用する場合はJR湖西線大津京駅をおりて徒歩で約20分、または京阪石山坂本線近江神宮前駅を降りて徒歩で約10分です。自動車を利用する場合は名神高速道路大津ICから約15分です。
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