石山寺は滋賀県大津市にある東寺真言宗のお寺です。西国三十三所観音霊場の第13番札所となっていて、奈良県の長谷寺や京都の清水寺などと並ぶ、日本有数の観音霊場です。
石山寺は奈良時代の後期、聖武天皇の発願により、華厳宗の僧である良弁が聖徳太子の念持仏「如意輪観音」を祀ったことから始まったとされています。

境内では様々な国宝や重要文化財見ることができます。源頼朝が建久元年に寄進したことにより建てられたとされる、 「東大門」、同じく源頼朝が建久5年に寄進したことにより建てられたとされる日本最古の多宝塔「石山寺多宝塔」、地中から飛び出た花崗岩と石灰岩が接触した際、石灰岩がその熱作用により変質したものである「硅灰石」、福徳・安産・縁結びの観音様として親しまれている本尊如意輪観世音菩薩を納め、滋賀県最古の木造建築物とされている本堂など見所満載です。

石山寺へのアクセスは、電車を利用する場合はJR石山駅を降りて京阪石山坂本線に乗り換え、
石山寺駅で降り、そこから徒歩で約10分です。バスを利用する場合はJR石山駅を降りた後、石山団地行きか南郷二丁目東方面行き、大石行き、新浜行きのいずれかの京阪バスに乗り約10分、石山寺山門前バス停で降りてすぐです。自動車を利用す場合は名神高速道路瀬田西ICを降りてから約5分、瀬田東ICを降りてから約5分、京滋バイパス石山ICを降りてから約5分です。１２０台停められる有料の駐車場がありますので利用するのがよいでしょう。

石山寺は数多くの国宝や重要文化財を見ることができる滋賀県大津市でも有数の観光スポットです。滋賀県大津市に観光に行く予定のある方は一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
石山寺

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