10月1日滋賀県大津市にあるJR大津駅の駅ビルに商業施設「ビエラ大津」がオープンしました。この施設は老朽化したJR大津駅の駅舎を改装するために大津市とJR西日本が共同で行ってきた「大津駅リニューアルプロジェクト」の一環として建設されたもので、今までは通り過ぎる駅であった大津駅を立ち寄る駅にすることを目的としています。

注目したいのは2階と屋上に新たに作られた「ザ・カレンダー」という施設です。関西や関東で個性的なカフェ・レストラン等の店舗を数多く展開しているバル二バービが手掛けた施設で、1254㎡の広さのフロアにワンフロアにバー&朝食ダイニングや卓球ラウンジ、ブックカフェ、BBQテラス、レストラン&カフェに加えカプセルホテルまで備わっています。

一階には「オーツリー」という観光案内所があり、日本人のみならず外国人の観光客やビジネスマンなどの交流の場となることが期待されています。

オープン当日は開業時間前に多くの人が飲食店の前に列を作りオープンを待っていました。記念式典では自治体や行政機関、それにJRの役員がテープカットを行い市長などのあいさつが行われました。

イオンモール草津が近くにあるJR南草津駅などの利用者が増加傾向にある中、JR大津駅は県庁所在地にある駅にもかかわらず年々乗降客が減少傾向にあり、さらに駅前にあった大型の商業施設「アル・プラザ大津」が今年閉店したことから減少傾向に拍車がかかるのではないかという心配がありました。それゆえに今回の「ビエラ大津」のオープンによりこれに歯止めをかけ、再び大津市に賑わいが戻ることが期待されています。

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