琵琶湖真珠は琵琶湖でとれる真珠のことをいいます。かつて琵琶湖では真珠が豊富にとれ、その真珠はアメリカやヨーロッパで高い評価を受け大いにもてはやされました。しかしその後琵琶湖の環境が悪化したり、水質が汚染されたりしたことが原因で琵琶湖真珠を生み出す貝の成長が阻害され、しだいに琵琶湖真珠は忘れ去られていくようになりました。
しかしそんな状況にもかかわらず諦めずに何とか琵琶湖真珠を存続させようと貝の養殖の環境を改善したり、貝自体を改良するなどして養殖技術を高めてきた生産者もいました。彼らの努力のかいもあって現在では琵琶湖で素晴らしい真珠が育つようになりました。
琵琶湖真珠は琵琶湖と淀川水系の一部の固有種であるイケチョウガイを母貝としていおり、個々の形状や色合いが異なっているという特徴があります。丸みを帯びたものもあれば平たい形状のものもあり、同じ形状のものは一つもない個性的な真珠です。また琵琶湖真珠が生まれるまでには長い時間を要し、貝の生育から始まり真珠が巻かれるまでなんと6年の歳月がかかります。
琵琶湖真珠は現在滋賀県大津市に店舗を構える専門店で購入することができます。
http://jinbo-pearls.jp/
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