スマートフォンやPCで登山届を届け出たり複数人で登山計画を共有することができるサービス「コンパス」は日本山岳ガイド協会が運営しており、この度滋賀県警がこのサービスを活用することが決まりました。これにより警察も登山計画を共有することができるようになったので遭難者を迅速に発見したり救助したりするのに役立ちそうです。
「コンパス」は2014年から運用が始まっており、登山者が遭難した場合はスマートフォンのGPS機能や事前に登録された登山計画によってその位置を迅速に割り出すことができ、さらに登山届を提出した登山者が下山届を提出しなかった場合には事前に登録された緊急連絡先にメールが送信されるようにもなっています。
これまで滋賀県における登山者の遭難は年間数十件ありましたが、その中で登山届が提出されていたのはごくわずかであったため登山ルートなどが分からず捜索は困難でした。「コンパス」を利用すれば登山ルートは現在位置の確認が容易になり、捜索・救助が迅速に行えるようになるので、今後の活用が期待されます。
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