滋賀県大津市の近江神宮では2025年4月20日(日)、近江大津宮への遷都を記念し、当時を偲ぶために例祭が行われます。
近江神宮はかつて天智天皇の都であった近江大津宮跡にある神社で、天智天皇が祀られています。創祀されたのは1940年で神社としての歴史はまだ浅いものの、大津をおおいに発展させた天智天皇への崇敬により創建された神社なので滋賀県の長い歴史に基づく神社といえるでしょう。
天智天皇は667年に飛鳥から近江大津宮に遷都し、そこで最初の憲法である「近江令」の制定、や国立学校の創設、水時計を用いた時刻制度の創設、全国規模の戸籍の編纂などの数多くの事業を実施しました。
そこで、近江神宮では大津宮への遷都が行われた記念日である4月20日に、例祭を催し当時を偲ぶことになったのです。
例祭では、毎年宮中から天皇陛下の勅使が差遣され御幣帛をお供えされる他、清和四條流による庖丁式が奉納されます。そしてその直後の日曜日には周辺の各町内から10数基の子供神輿が集まり、神賑行事・近江まつりが行われます。
近江神宮へのアクセスは、電車を利用する場合はJR湖西線大津京駅をおりて徒歩で約20分、または京阪石山坂本線近江神宮前駅を降りて徒歩で約10分です。自動車を利用する場合は名神高速道路大津ICから約15分です。
■近江神宮
http://oumijingu.org/
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