2025年1月18日から3月23日までの間、滋賀県大津市の滋賀県立美術館では、開館40周年を記念したイベント「BUTSUDORI ブツドリ:モノをめぐる写真表現」が開催されます。
このイベントのタイトルにある「ブツドリ」とは、商業広告などに用いられる商品写真を撮影することをいい、写真に関する歴史の中で続けられてきた表現形式の一つです。
この「ブツドリ」によって撮影された様々な写真作品がこのイベントでは出品されることになっています。

出品される作品は現代アーティストのものから重要文化財である明治期の写真原板、その他広告写真や文化財の写真など様々なものがあり、幕末の写真家島霞谷が撮影した「鮎」と「頭蓋骨標本」、大辻清司の「大辻清司実験室」に掲載された作品や、初の文化財保護の施策であった壬申検査で撮影されたガラス原版、明治から大正にかけて撮影された絵画的な写真、初期のころの広告写真やポスターなどのグラフィックデザインなど様々な作品を通じて「ブツドリ」の奥深さがよくわかるようになっています。

期間中は他にもシンポジウムやワークショップ、ギャラリートークなど様々な関連イベントも行われます。
開館時間は9:30~17:00で観覧料は高校生・大学生が800円、小学生・中学生が600円、その他の一般の方が1200円です。
滋賀県立美術館へのアクセスは、電車を利用する場合はJR琵琶湖線瀬田駅からバスで約5分、自動車を利用する場合は新名神高速道路草津田上インターを降りて約5分です。

■滋賀県立美術館
https://www.shigamuseum.jp/

びわ湖や比叡山などの豊かな自然に囲まれた土地で新築一戸建て・分譲地をお探しの方は、お気軽に大津市の真栄ハウジングにご相談ください。