曼陀羅山古墳群は、琵琶湖ローズタウンの西、滋賀県大津市真野普門町の曼陀羅山丘陵付近に広がる古墳時代後期の群集墳で、曼陀羅山の尾根のあたりに曼陀羅山北古墳群・大塚山北古墳群・曼陀羅山34号墳・和邇大塚山古墳、曼陀羅山の西側にある住宅地には曼陀羅山5号墳等、東側にある住宅地には唐臼山古墳、曼陀羅山の東側の麓にはゼニワラ古墳、全体で117基が遺存しています。

古墳とは、3世紀後半から約400年の間に造られたお墓のことで、土を高く盛り上げた墳丘を造り、その内部に遺体を埋葬したもののことで、それがたくさん存在している場所が古墳群です。

古墳の形状や大きさは様々なものがあり、曼陀羅山古墳群の場合は、円墳と呼ばれる丸い形状のものをはじめ、様々な形状の墳丘が残されています。また、横穴式石室という遺体を安置してある場所は、石を積んで造られた部屋となっており、使用された石は大きなものでは3トンほどもあることから、当時の土木技術がいかに優れていたかを知ることができます。
この古墳群からは土器や鏡・刀剣・管玉・甲冑等の副葬品が出土しています。

曼陀羅山古墳群へのアクセスは、電車を利用する場合はJR堅田駅からバスに乗り、緑町北口バス停で降りてすぐ、またはJR小野駅からバスに乗り、清風町南口バス停で降りてすぐです。

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