滋賀県大津市中庄にある膳所焼美術館は、様々な膳所焼が展示・販売されている美術館です。
膳所焼は江戸時代に高名な茶人である小堀遠州の指導の下で製造されるようになった茶器で、遠州7窯の一つに数えられています。

この美術館は昭和62年に岩崎新定氏が、自身が所有する古い膳所焼や古陶磁、茶道具などを一般に公開するために設立されたもので、膳所焼の常設展示の他、年に2回は茶道具の企画展示も行っています。
また、館内には茶室も備わっているため、そこでお茶を頂くことができ、さらに隣接する窯元では膳所焼の販売も行われています。

水差しや茶器、香合等の展示物は時代別に陳列されていて、大変見ごたえがあり、魅力的な庭園と茅葺屋根が特徴の茶室は窯元を始めたころに作庭されたもので、その組み合わせは素晴らしく、一見の価値ありです。

膳所焼美術館へのアクセスは、電車を利用する場合は、京阪石山坂本線瓦ヶ浜駅から徒歩で約3分、自動車を利用する場合は名神高速道路大津ICから約15分です。
開館時間は10:00~16:00、入館料は大人が900円、高校生以下は500円です。

詳細はホームページをご覧ください。
■公益財団法人 膳所焼美術館
https://zezeyaki.or.jp/

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