世界文化遺産である滋賀県大津市の比叡山延暦寺と門前町坂本を結ぶ坂本ケーブルは1927年に敷設されました。
2025mという日本一の長さを誇るケーブルで、そこを走るのはヨーロッパ調にデザインされた「縁号」「福号」です。
車窓から臨む美しいびわ湖の景色は圧巻で、ケーブルカーとしては珍しく途中駅が存在します。さらに大きな特徴として、「坂本ケーブル」には架線がありません。敷設された当初は架線があったのですがこれらは雪や台風などの影響を受けやすくメンテナンスが非常に大変であったため2007年架線を撤去し代わりに車両にバッテリーを搭載することによって電源を確保しました。
他にも風情のある駅舎や昔懐かしの硬券など魅力たっぷりのケーブルカーです。
スタートからゴールまで約11分びわ湖の美しい景色を眺めながら日本一の長さのケーブルカーに乗り素敵な思い出を作ってみませんか。
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