滋賀県大津市本丸町の膳所城本丸跡に膳所城跡公園はあります。膳所城は築城の名手として名高い藤堂高虎が関ケ原の戦いの後徳川家康の命により造った城で、西側にびわ湖の水を利用した掘があるのが特徴です。
天守閣や石垣、櫓などがびわ湖の湖面に浮かんでいる姿が美しいことでも有名で、里謡の中で「瀬田の唐橋唐金擬宝珠、水に映るは膳所の城」とうたわれるほどです。
膳所城は築城後長く存続しましたが明治維新の際に廃城となり、一部は取り壊されました。現在その本丸跡が膳所城跡公園として整備され市民の憩いの場となっています。
園内にはソメイヨシノや山桜が150本ほど植えられていて、春には「膳所桜まつり」が開催されるなど、人気のお花見スポットとして多くの花見客でにぎわいます。
膳所城跡公園へのアクセスは、電車を利用する場合はJR琵琶湖線大津駅を降りてバスで約15分、京阪石山坂本本線膳所本町駅を降りて徒歩で約7分、自動車を利用する場合は名神高速道路大津ICから約10分です。
広々とした敷地に桜が咲き誇り、しかもびわ湖の美しい眺望も楽しめるオススメのスポットです。家族そろって訪れてみてはいかがでしょうか。
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