滋賀県大津市の比叡山のふもと、歴史情緒あふれる坂本の町に、ひっそりとたたずむ「薬樹院」。比叡山延暦寺の僧侶が山を下りて暮らす「里坊」の一つとして知られ、坂本の歴史と文化を今に伝える寺院です。

薬樹院には、書院の南側に造られた庭園があり、大宮川から水の流れを上手く取り入れた見事な庭の正面には、三尊石を見ることができます。
庭園にはある有名な桜があります。豊臣秀吉ゆかりと伝わるその桜は「太閤桜」とも呼ばれるシダレザクラとして知られており、春には美しい花を咲かせ、歴史ある坂本の町に彩りを添えます。庭園内への立ち入りはできませんが、外からでもその姿を眺めることができ、往時の風情を感じることができます。
比叡山から流れ出る清らかな水を生かした庭園は、坂本の自然と里坊文化を象徴する存在といえるでしょう。

薬樹院を訪れた際には、周辺の町並みを散策するのもおすすめです。近くには、比叡山延暦寺や日吉大社の御用達として知られる和菓子処「廣栄堂寿延」があります。春限定の桜餅や名物のそば饅頭など、坂本ならではの和菓子を楽しめます。なかでも「叡山菊」は、比叡山延暦寺との長い歴史的なつながりを感じさせる名菓です。

薬樹院へのアクセスは、電車を利用する場合は、京阪石山坂本線「坂本比叡山口」駅を降りて、徒歩で約3分、JR湖西線「比叡山坂本」駅を降りて、徒歩で約20分です。自動車を利用する場合は、湖西道路「下阪本IC」から約10分です。

比叡山延暦寺や日吉大社とあわせて坂本の歴史を巡りながら、薬樹院の庭園と太閤桜に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

びわ湖や比叡山などの豊かな自然に囲まれた土地で新築一戸建て・分譲地をお探しの方は、お気軽に大津市の真栄ハウジングにご相談ください。