滋賀県大津市の滋賀県立美術館では、2026年4月17日(金)から6月21日(日)まで、体験型展覧会「ためして、みる展 さわって 照らして ねそべって!? アートを楽しむ10のトライ」が開催されています。

この展覧会の魅力は、作品を“静かに鑑賞する”だけでなく、身体を使いながら自由な発想でアートと向き合えることにあります。
小さな子どもから大人まで楽しめる「10のトライ」が用意され、案内役の「とらいさん」とともに、いつもとはひと味違う美術館体験へと誘います。

まず「色をみつける」では、色名辞典やカラーチャートを手に作品の中の色彩をじっくり観察することによって、色と文化とのつながりにも目を向けます。
「寝そべって見る」では展示室の畳に寝転びながら作品を鑑賞し、
「双眼鏡で見る」では全体と細部を行き来する新鮮な視点を楽しめます。

さらに、屏風の形に合わせて立ち位置を変え、作品世界に入り込む感覚を味わう「屏風の中にはいりこむ」、普段は見えない構造をレプリカで確かめる「なかみをぜんぶバラして見る」など、体験を通じて作品理解を深める工夫も満載です。

他にも、単眼鏡で細かな表現を味わう「すわってじっくり見る」、自らライトを操作する「光をかえて見る」、真っ暗な空間で懐中電灯を使って作品を探す「まっくらな中で見る」など、五感を刺激する試みも見逃せません。

また、神山清子氏の作品や触図など、実際に触れて鑑賞できる「作品などにさわって見る」コーナーも登場。
最後は今井祝雄氏の彫刻《ヴォワイアン》と同じ椅子に座り、作品の“仲間”になって記念撮影を楽しめるユニークな体験ができる「作品のなかまになる」です。

「アートは難しい」と感じている人にこそ訪れてほしいこの催しは、目からウロコの発見とワクワクに満ちた“ためしてみる”鑑賞体験が楽しめます。
この春ぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。

【開催概要】
会期:2026年4月17日(金)~6月21日(日)
時間:9:30~17:00(入場16:30まで)
休館日:月曜日
会場:滋賀県立美術館 展示室3(滋賀県大津市)
観覧料:一般950円、高大生600円、小中生400円