滋賀県大津市の西教寺で、2025年10月25日(土)〜12月14日(日)までの間、聖徳太子ご木像の特別ご開扉が行われます。
西教寺は、聖徳太子が618年に創建したと伝わる由緒ある古刹です。
その始まりは聖徳太子が仏法の師である高麗僧・恵慈、恵聡を弔うためにお堂を建てたことにあるとされ、以来現在までの長い歴史を誇ります。
現在は、全国に450を超える末寺を擁する天台真盛宗の総本山として知られています。
本堂には、聖徳太子のご木像が厨子に安置されていますが、普段は非公開となっています。
今回特別にそのご木像がご開扉される貴重な機会が設けられることになりました。
聖徳太子ゆかりの地で、信仰と歴史の深さに触れることができるこの特別公開を、ぜひ見逃すことなくご覧になってみてください。
寺伝によれば、西教寺は天智天皇から勅願を賜わり、平安時代には延暦寺中興の祖・良源や横川の源信が修行の場としたと伝わります。
その長い歴史の中で、西教寺は仏法興隆の中心として栄えてきました。
境内には趣の異なる4つの庭園があり、訪れる人の目を楽しませます。庫裏南側の枯滝様式の庭は特に見事で、約2メートルの立石を中心に脇石が巧みに配され、飛び石や沓脱石が豪快に並ぶ構成は圧巻です。
サツキや苔が織りなす全体的な景観は、茶庭の趣も漂わせ、静寂の中に豊かな表情を見せます。
歴史、信仰、そして美が調和する西教寺。この秋、聖徳太子のご木像ご開扉を通じて、悠久の時を超えた仏教の世界に触れてみてはいかがでしょうか。
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