神田神社は、琵琶湖のほとり、湖西・真野の宮池の近くにある厄除けの神社です。
約1200年前に創建され、地元の氏神をお祀りする由緒ある神社として知られています。

神田神社は、『延喜式神名帳』に記載されている神社で、旧滋賀郡の八社の一つにも数えられています。
御祭神として第五代孝昭天皇やその皇子である天足彦国押人命、その三世の孫である彦国葺命、さらに須佐之男命をお祀りしています。
特に彦国葺命は、真野の遠祖であり、紀元前87年に武埴安彦が率いる賊軍を討伐した知勇兼備の人物として伝えられています。そのため、今日では厄除け・災難除け・勝運の神として信仰されています。

また、境内には八坂神社や天王社とも呼ばれる二の宮が鎮座し、そこでは天照大神の弟神である須佐之男命が祀られており、古くから病除けの神として信仰を集めています。
さらに神田神社の特徴として、神仏習合の名残をとどめるお堂(神宮寺)があり、不動明王の仏像が安置されています。
仏像をお祀りする神社は全国的にも珍しく、歴史的にも貴重な存在です。

神田神社へのアクセスは、電車を利用する場合は、JR堅田駅を降りてバスに乗り普門停留所でおりて約10分、自動車を利用する場合は、湖西道路真野ICから約5分です。
神田神社では、厄除けをはじめとする各種ご祈祷、地鎮祭や神葬祭、御朱印の授与なども行っております。歴史と伝統が息づく神田神社へ、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

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