滋賀県大津市の比叡山は古事記にも記されているほど古い歴史があり、長い間修行や山岳信仰の場として存在してきました。
そんな比叡山の古くからの雰囲気を今でも感じられる、パワースポットとしても知られる場所が飯室谷の安楽律院です。

安楽律院は江戸時代に戒律主義を唱えた霊空や妙立などの安楽律一門の僧たちが、比叡山の三魔所といわれる飯室谷に居を構えたのが始まりとされています。
堂宇は火災により大半が消失しましたが、境内は今なお荘厳な往時の雰囲気が漂っています。

安楽律院の周辺は石積の名人たちである穴太衆が居住していた場所であり、彼らが積んだ美しい石段もここでは見ることができます。
また、他にもこの近くには不動明王の立像をご本尊とする「飯室谷不動堂」もあり、そこには病気平癒の功徳がある霊水「明王水」が湧き出ていて、疲れた心身を癒してくれます。

このように、美しい風景や古い歴史を感じさせる雰囲気からこの場所は、大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」や「るろうに剣心」など。様々な映画やドラマの撮影スポットにもなっています。

安楽律院へのアクセスは、JR湖西線比叡山坂本駅から徒歩で約50分です。駐車場はありませんので自動車で訪れる場合はご注意ください。

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