滋賀県大津市の比叡山延暦寺で12月10日まで、伝教大師最澄のご自作とされる西塔釈迦堂の御本尊木像釈迦如来立像が御開帳されます。実に33年ぶりのことです。
釈迦堂は重要文化財に指定されている、西塔の中心となる仏閣で比叡山の中でも最古の建造物です。

今回の御開帳は1000年以上も受け継がれてきた千日回峰行の始祖である相応和尚の一千百年御遠忌を記念して行われているもので、普段は立ち入ることのできないお堂の内部、仏様が祀られている聖域が一般公開されます。

御本尊である木像釈迦如来立像は堂内の正面にある須弥壇に置かれていてその周囲の東西南北に四天王像が立ち並んでいます。また、堂内には八所明神・元三大師・文殊菩薩・山王七社の四つのお社がありますが御開帳の期間中はこれらも公開されます。
普段は見ることのできない釈迦堂の内部を拝観できる貴重な機会です。訪れて悠久の歴史を感じてみてはいかがでしょうか。

拝観時間は9:00から16:00ですが12月は9:30から15:30となります。拝観するには内陣特別巡拝料として500円が必要です。
比叡山延暦寺へは電車を利用する場合はJR湖西線比叡山坂本駅から徒歩で20分、または京阪坂本駅から徒歩で10分、坂本ケーブルに乗り換え終点まで行けば到着します。
自動車を利用する場合は名神高速道路京都東I.Cから西大津バイパスに入り、さらに近江神宮ランプから下鴨大津線に入って田の谷峠ゲートで降りてすぐです。
http://www.hieizan.or.jp/archives/2556 釈迦堂内陣特別拝観秘仏ご開帳 滋賀県大津市 比叡山延暦寺

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