滋賀県愛知郡愛荘町に滋賀県の様々な指定文化財が展示されている愛荘町立歴史文化博物館があります。湖東三山の金剛輪寺の参道沿いに立っており、様々な展示物はもちろんのこと滋賀県の豊かな自然環境を活用した庭園も楽しめる博物館となっています。

愛荘町立歴史文化博物館には、東近江市の百済寺や甲良町の西明寺と並ぶ湖東三山の一つに数えられる由緒ある寺である金剛輪寺に関連する文化財がたくさん展示されています。乾元年間に今の大阪府堺市にあった、当時の梵鐘鋳造をほとんど独占して行っていた鋳造技術者集団である河内鋳物師が拠点としていた黒山郷の河内助安により鋳造された梵鐘や、明治時代に作られた、風力を利用して穀物を選別するための農機具である「目加田唐箕」、畑田廃寺遺跡から出土した木簡など、素晴らしい文化財ばかりです。

他にも地元愛荘の歴史や文化を学ぶことができる「愛荘知る学講座」も開催されており、日ごろから愛荘のすばらしさを周囲に発信することに努めています。

愛荘町立歴史文化博物館へのアクセスは、電車を利用する場合、JR東海道本線稲枝駅からタクシーで23分、「金剛輪寺停留所」で降りてすぐ、また近江鉄道の愛知川駅か豊郷駅で降りて同じくタクシーで10数分、「金剛輪寺停留所」で降りてすぐです。自動車を利用する場合は名神高速道路八日市ICで降りて約20分、彦根ICで降りて約15分です。博物館には駐車場が備わっています。

愛荘町立歴史文化博物館

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