江戸時代、滋賀県大津市の中心部にある市街地はとても繁栄しており、百ケ町が生まれたことから「大津百町」と呼ばれました。しかし時代が昭和になり高度経済成長期が過ぎると人の流れは減少し、昔の賑わいは無くなりました。そこでなんとか当時の賑わいを取り戻そうと住民が立ち上がり色々な取り組みを行っています。

取り組みの一環として、百町の魅力である歴史や人情味をアピールしようと築100年を超える商家を展示できるようにして町屋巡りツアーを行ったり、百町の魅力を発信するため歴史勉強会を行ったりしています。

一方大津市も中心地の活性化のための取り組みを行っております。具体的には様々な店舗を誘致したりJR大津駅の改修・再開発を行うなど46の事業が進行中です。
さらに地元商店街も様々な商品を100円均一で売り出すキャンペーンを行ったりもしており集客に力を入れています。

このような活動の効果があったのか、市の調査によると2011年からの3年間で人通りは6000~7000人ほど増えたようです。